矯正治療 orthodontic
当院の矯正治療
矯正治療を専門に行う歯科医師が治療を担当いたします。
カウンセリングから治療完了まで、一人の歯科医師が担当し、的確な診断と精密な矯正治療を心がけます。表側矯正の他、マウスピース型矯正装置や、歯科医師の技術を必要とする舌側矯正歯科装置を用いた矯正治療を取り扱っています。
矯正治療中は、歯科衛生士や歯科医師による歯ぐきの検査や歯垢・歯石の除去、むし歯の検査を行い、むし歯や歯周病の予防・治療も並行して行います。
矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。
当院の矯正治療における特徴
充実した医療体制
当院では、矯正治療を専門に行う歯科医師がマウスピース型矯正装置による目立ちにくく見た目が気になりにくい矯正治療を行っております。新しい技術や知識を積極的に取り入れて、より高水準の矯正治療をご提供しています。
日本矯正歯科学会 認定医 松山陽介(非常勤)
経歴 | 日本大学歯学部卒業 日本大学歯学部附属歯科病院歯科矯正科入局 その後多くの歯科クリニックにて矯正医として勤務 |
---|---|
資格 | 日本矯正歯科学会認定医 |
業績 | 第72回 日本矯正歯科学会大会 ポスター発表 第78回 東京矯正歯科学会学術大会 症例報告 目立たない裏側やマウスピース矯正の実績も豊富です |
シンプルで
わかりやすい料金設定
治療開始までに必要な費用
▶お問い合わせ・ご説明
・無料
歯並びやかみ合わせで気になる点などについてお問い合わせいただきましたら、矯正治療を専門とする歯科医師が、治療内容や患者様の口腔内の状態などについてご説明いたします。お問い合わせ、ご説明の費用はかかりません。
▶検査・診査・診断
・33,000円
検査として、上下の顎の形・サイズ・位置関係の確認や、レントゲン撮影、顔面と口腔内の写真撮影を実施し、診査・診断を行います。検査結果を踏まえて、矯正治療の流れや治療にかかる期間や費用などを詳しくご説明いたします。内容に同意を得てから治療を開始いたします。
治療に必要な費用
●矯正装置
治療の種類や難易度により、下記の範囲内で料金は変わります。
表側 | 770,000~880,000円 | 歯の表側に矯正装置を装着します。 |
マウスピース型矯正装置 | 990,000円 | 透明で取り外し式のアライナーを使用します。 |
ハーフリンガル | 1,045,000円 | 上の歯の裏側と、下の歯の表側に矯正装置を装着します。 |
リンガル | 1,100,000円 | 歯の裏側に矯正装置を装着します。 |
診察時、治療後に必要な費用
▶診察・調整
・5,500円(来院時、主に3~4週に一度)
矯正治療中に、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正装置の調整にかかる費用です。
▶治療後の経過観察
・3,300円
歯の萌出状態やかみ合わせのチェック、矯正治療後の歯並びの状態を保持できているかどうかの観察を行います。
【注意事項】
- ※患者様のご都合による装置撤去、再装着や、不注意による装置破損等による再製作などは別途ご料金がかかります。
- ※一般歯科処置などが必要な場合は矯正料金に含まれません。
当院で取り扱っている矯正治療
表側矯正
歯の表面に金属のブラケットと呼ばれる装置を取りつけ、ブラケットにワイヤーを通して歯を動かす一般的な矯正治療です。矯正装置の設置が比較的簡単に行えて、歯が移動するスピードも速い傾向があるのが特徴です。費用を抑えて、効率的な矯正治療を希望している方に多く選ばれます。複雑な歯並びの方や他の矯正治療の対応にならない方なども含めて、幅広い症例が表側矯正の適応となります。
●表側矯正の装置の種類
▶透明ブラケット
矯正装置は金属でできた銀色のものが一般的ですが、目立ちにくいプラスチックやセラミックなどの素材でできた装置もご用意しています。歯の色になじみやすい白や透明のブラケットも選んでいただけます。
▶透明ブラケット(白色ワイヤー)
透明のブラケットに白のワイヤーを組み合わせて使用することで、歯の色と区別が付きにくくなり、より目立ちにくくなります。
▶メタルブラケット
一般的な金属製のブラケットで、目立ちやすい見た目です。耐久性が高いので強い力が加わる奥歯の矯正にも向いています。
上顎のみ舌側矯正
話をしている時や笑った時に、表から目立ちやすい上の歯の裏側(舌側)にブラケットを取り付けてワイヤーを通します。下の歯は表面にブラケットを取り付けてワイヤーを装着します。
舌側矯正歯科装置を
用いた治療
歯の裏側(舌側)に、金属製のブラケットとワイヤーを装着する方法です。表側からは矯正装置が見えないため、人の目を気にせずに矯正治療を受けることができます。他の矯正治療よりも技術的に難易度が高く、対応している歯科医院は限られ、費用が高い傾向があります。また、舌に装置が触れるので、慣れるまでは話しづらさを感じることがあります。
マウスピース型
矯正装置
取り外し可能な透明の薄いマウスピース型の矯正装置を歯に装着する矯正治療です。数週間ごとに新しいマウスピースと交換して歯を少しずつ動かしていきます。透明のため目立ちにくく、周囲からは装着していることはほとんどわかりません。適応できる症例には限りがあり、装着時間を守らないと計画通りに歯が動かないことがあります。
矯正治療の流れ
矯正治療の一般的な治療期間は2~3年間、通院回数は24~36回となります。
ご相談・ご説明
患者様の歯並びに関するお悩みや気になる部分について、お話をおうかがいすることから始めます。現段階で考えられる治療法の説明や治療期間、費用などをご説明します。
レントゲン撮影・検査
パノラマレントゲン・セファログラムの撮影、歯型の型取り、口腔内写真・顔面写真の撮影、口腔内スキャナー(iTero)による光学印象を行います。
診査・診断
検査結果を踏まえて、現状の問題点と今後の治療の流れについて説明します。矯正治療における注意点や治療期間、費用について詳しく説明し、患者様にご納得いただけましたら治療を開始いたします。
矯正治療の開始
治療開始後は1ヶ月に1回の頻度で通院していただき、来院時にはワイヤーの調整と歯のクリーニングを行います。
保定・経過観察
歯並びが整ったら、装置を外した後も歯並びが戻ってしまわないように、取り外し可能な透明のマウスピースを装着して歯並びの安定(保定)を図ります。3〜6ヶ月に1回の頻度で、2年間にわたって経過観察を行います。
矯正治療における
一般的なリスクや
副作用
- 矯正装置を装着後してすぐは痛みや不快感を生じる場合もありますが、数日から1~2週間で慣れてくる人が多いようです。
- 歯の動き方には個人差があるので、当初の想定よりも治療期間が長くなる可能性があります。
- 「矯正装置を決められた期間装着する」「定期的に通院する」など、矯正治療は患者様と歯科医院と二人三脚で進めることが必要です。矯正装置の装着や通院を守らないと、治療結果や治療期間に影響します。
- 矯正装置を装着している間はむし歯や歯周病になりやすくなるため、丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスが必要です。歯が動いた後、表に見えていなかったむし歯が見つかることがあります。
- 歯が動くと歯ぐきの下がりや、歯の根が短くなることがあります。
- 骨に歯が癒着している場合は、歯が動かないことがあります。
- 歯が動くことによって神経が損傷して壊死する場合があります。
- 金属製の矯正装置の使用により、金属アレルギーの症状が出ることがあります。
- 顎の痛み、口を開けにくい、顎関節の音が鳴るなどの顎関節症の症状がみられる場合があります。
- 治療を進めていく中で起こるさまざまな影響によって、当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形の修正やかみ合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正装置が自然に外れて誤って飲み込んでしまう可能性があります。
- 矯正装置を外すときに、歯のエナメル質に微細な亀裂が入る場合や、被せ物の一部が破損してしまう場合があります。
- 矯正装置を外した後は、歯並びの後戻りを予防する保定装置を決められたとおりに使用しないと、歯並びが元に戻ってしまう可能性が高くなります。
- 矯正治療完了のかみ合わせの状態に合わせて、詰め物や被せ物のやり直しを行う場合があります。
- 顎の成長発育によって、歯並びやかみ合わせが変化する可能性があります。
- 矯正治療後に「親知らずが生えてきて歯並びが悪くなった」「加齢や歯周病の影響によって歯を支えている骨が痩せてかみ合わせや歯並びが変化した」などが起こった場合には再治療が必要になることがあります。
- 矯正治療を一旦開始すると、元の状態へ戻すことは難しくなります。