コラム COLUMN
「歯ぎしり」でお困りなら歯科に相談を
こんにちは。
さいたま市緑区の「木村ファミリー歯科クリニック」です。
皆様は普段、歯ぎしりをしますか?
歯ぎしりは無自覚にしていることが多く、なかなか自分で気付きにくいもの。
ところが、歯ぎしりが及ぼす影響は意外と多いのです。
歯をこすりあわせるグラインディング
歯を強くかみしめるクレンチング
歯をぶつけて音を鳴らすタッピング
と、歯ぎしりにはさまざまな種類があります。
歯ぎしりを繰り返すと、歯が割れたり、欠けたりする危険があります。
また、歯をかみしめることで歯ぐきにも影響を与え、歯周病を悪化させる可能性もあります。
口が開けにくくなったり、口を開けた際に痛みを感じたりする顎関節症の悪化も歯ぎしりによって起こる可能性があります。
歯を動かす筋肉と肩の筋肉はつながっているので、ずっとかみしめていると肩が凝りやすくなったり、
かみしめによる筋肉の緊張が続くと頭痛を引き起こしたりすることもあります。
このように、歯ぎしりが及ぼす影響はとても大きいのです。
歯ぎしりの原因として、歯のかみ合わせの悪さが挙げられます。
かみ合わせは年齢や生活習慣により変化していくものなので、定期的に確認する必要があります。
むし歯や歯周病の悪化によってもかみ合わせは変化していくので、治療はしっかり行いましょう。
また、過度なストレスも歯ぎしりの原因として挙げられます。
歯ぎしりの予防や症状の改善で効果的なのはスプリント療法です。
睡眠時にマウスピースをはめて、寝ている間に上の歯と下の歯がぶつからないように配慮します。
マウスピースは自分の歯に合ったものでないと逆にかみ合わせが悪くなってしまうことがあるので、歯科を受診し、しっかり型を取って作りましょう。
また、ストレス緩和のために気分転換したり、深呼吸したりして体の力を抜くのも効果的です。
スプリント療法は保険が適用された場合、1割~3割負担で治療できます。
自分では無意識でも歯ぎしりによる影響は多く、早めに対策することが大切です。
「おかしいな」と感じたら、お気軽に木村ファミリー歯科クリニックにご相談ください。
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